【MLB】ロッキーズ 3-12 ドジャース(日本時間21日・デンバー)
ドジャースの大谷翔平が、また一つ“数字で語れる偉業”を積み上げた。敵地ロッキーズ戦に「1番・指名打者」で先発出場すると、第2打席で右前打を放ち、連続試合出塁を52へ更新。これにより1923年のベーブ・ルースの51試合連続出塁を上回り、さらに秋信守が2018年に到達したアジア選手記録(52)にも並ぶ形となった。

ルース超えの一打は右前適時打
この日「1番・指名打者」で先発出場した大谷は、3回先頭の第2打席で左腕キンタナのチェンジアップを捉え、鮮やかな右前打を放った。これで4試合連続安打をマークし、後続の打線がつながると自らもホームを踏んで3点目を記録。打撃でチームの勝利に貢献した。
初回の第1打席では投ゴロに倒れたものの、相手のエラーで出塁。その後、2番コールの打席中に今季初盗塁を決め、走塁面でも存在感を示した。打って走れる二刀流の真骨頂といえる内容だった。

昨年8月から途切れない出塁街道
大谷の連続試合出塁記録は、昨年8月24日のパドレス戦から始まっている。シーズンをまたいでも途切れることなく出塁を重ね、4月10日のレンジャーズ戦では2009年にイチロー氏が記録した日本人最長記録を更新。そして前日のロッキーズ戦でルースに並び、この日ついに単独トップに躍り出た。
今後の焦点は、球団記録とMLB記録だ。大谷は今回の出塁で、1954年デューク・スナイダーが持つドジャース球団記録58まであと6に迫った。メジャー全体の最高は、1949年テッド・ウィリアムズの84。現実的にどこまで伸びるかは相手投手や打順の巡りにも左右されるが、大谷の打席内容を見る限り、鍵は打率よりも選球眼と強い打球、そして“走れる状態”が続くかにある。
次なる目標はドジャース球団記録
「52戦連続出塁」は、派手な本塁打とは別の角度で大谷翔平の価値を証明する記録だ。毎試合、塁に出てチャンスを作り、時に盗塁で相手に圧をかける。ドジャースの攻撃が初回から動き出す背景には、この1番打者の“途切れない仕事”がある。次の一塁、次の一歩が、どこまで歴史を押し広げるのか注目したい。
まだ記録更新の旅は終わらない。次に見据えるのは、1954年にデューク・スナイダーが打ち立てたドジャース球団記録「58試合」だ。あと6試合連続で出塁すれば、球団の歴史にも名を刻むことになる。さらにその先には、1949年にテッド・ウィリアムズが記録したメジャー記録「84試合」がそびえ立つ。現在のペースを維持できれば、シーズン中に到達することも夢ではない。
大谷翔平の出塁へのこだわりは、単なる個人記録を超えてチームの勝利に直結している。1番打者として確実に出塁し、得点機会を創出する姿勢は、ドジャースの攻撃を支える大きな柱となっている。ルースを超え、次はスナイダー、そしてウィリアムズへ。大谷の挑戦は続く。

