ドジャース 4-6 カブス(24日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャースにとって、勝っていたはずの試合が一瞬で暗転した。救援陣が崩壊で悪夢の逆転負け 最終3回3人で一挙6失点 大谷翔平は3戦連続無安打、カブス・鈴木誠也は4戦連発はならず――見出し通り、終盤に“勝ちパターン”が総崩れし、球場の空気をのみ込むような逆転負けとなった。

先発シーハンの好投も水の泡に
2026年4月24日(日本時間25日)、ドジャースは本拠地でカブスと対戦し、4点リードを守り切れず逆転負けを喫した。先発シーハンが7回途中まで4安打10奪三振無失点と圧巻のピッチングを披露したにもかかわらず、終盤の救援陣が総崩れ。7回から9回までの3イニングで3人のリリーバーが計6失点を喫し、勝利を手からこぼした。

7回からの悪夢——ベシア、トライネン、スコットが連鎖崩壊
試合は3回にスミスの先制3ランで幕を開け、4回にはキム・ヘソンの適時打で4-0と優位に立った。しかし、7回に2番手ベシアがマウンドに上がると流れは一変。単打と四球で2死一、二塁のピンチを招くと、9番スワンソンに左中間へ2点適時二塁打を許し、続く1番ホーナーにも左前適時打を浴びて一気に1点差まで詰め寄られた。
8回には3番手トライネンがブレグマンに同点ソロを被弾し、4-4の振り出しに。1死一塁から左中間への二塁打を打たれるも、遊撃キム・ヘソンの完璧な中継プレーで本塁送球が決まり、勝ち越しをかろうじて阻止した。しかし9回、4番手スコットが勝ち越し2ランを浴び、万事休す。終盤の救援陣が3イニングで6点を失う崩壊劇は、ファンにとって悪夢そのものとなった。

大谷翔平、3戦連続無安打の不振
1番DHで出場した大谷翔平は、この日も快音が聞かれなかった。初回先頭の第1打席では80.4マイル(約129.3キロ)のスイーパーに空振り三振。3回無死一、二塁の好機で迎えた第2打席では、ヘルメットが脱げ落ちるほどの豪快なスイングを見せたものの、こちらも空振りに終わった。これで3試合連続無安打となり、本拠地のファンからはため息が漏れている。
チームが4点を先制したにもかかわらず、大谷自身は打点に絡めず。開幕から好調を維持してきただけに、ここ数試合の沈黙は気がかりだ。
カブス・鈴木誠也、4戦連発ならず——佐々木朗希との日本人対決に注目
一方、カブスの鈴木誠也は4打数無安打に終わり、期待された4試合連続本塁打とはならなかった。翌25日(日本時間26日)は、佐々木朗希が自身2度目のボブルヘッド人形配布デーで先発予定。佐々木は鈴木との対戦成績が通算3打数無安打1三振1四球と完璧に抑えており、日本人同士の直接対決がどのような結果をもたらすか、注目が集まる。

まとめ
ドジャースにとって痛恨の逆転負けとなったこの一戦。結局この試合は、先発が作った勝ちの設計図を、救援陣が守り切れなかったことに尽きる。連戦が続く中でブルペンは必ず揺らぐ。だからこそ、次に問われるのは、失点そのものよりも同じ形の崩れ方を繰り返さない修正力だ。ドジャースの反発は早いか、それとも尾を引くのか。悪夢の一戦は、チームの底力を測る試金石になる。
大谷の復調とブルペン再建が、チームの浮沈を左右する鍵となるだろう。
