ドジャースの大谷翔平が、ついに二刀流復活へ向けて大きな一歩を踏み出しました。現地時間8月22日、大谷はパイレーツ戦前にライブBP(実戦形式の投球練習)を実施。7月3日以来、実に50日ぶりに打者を相手にボールを投げ、投手復帰への現実味が一気に高まってきました。
今回のライブBPでは、強打者ウィル・スミスを相手に6打席相当、計30球を投球。被安打1、与四球1という内容で、仕上がりとしては非常に上々だったと伝えられています。単なる調整登板ではなく、実戦を見据えた濃い内容だった点は、ファンにとっても朗報でしょう。
大谷は今年6月末に左膝を痛めて以降、打者としては出場を続けながらも、投手としての調整は慎重に進めてきた。ドジャースとしても、大谷の存在が打線の中核である以上、無理をさせる理由はありません。だからこそ今回の実戦形式の投球練習は、球団が「次の段階に進める」と判断した証拠とも言えます。

実戦さながらの緊張感!強打者スミスを相手に30球
今回のライブBPで大谷選手が対峙したのは、ドジャースの主力打者であり、メジャー屈指の強打者であるウィル・スミス選手でした。緊張感漂うマウンドで、大谷選手は素晴らしいパフォーマンスを披露しました。
- 投球数:30球(6打席相当)
- 投球内容:被安打1、与四球1
今年6月末に左膝を痛めて以降、投手としてのリハビリは一進一退の状況が続いていましたが、今回のマウンドではそれを感じさせない仕上がりを見せました。実戦さながらの鋭いボールを投げ込み、スミス選手を相手に許した安打はわずか1本。二刀流復活への準備が着実に整っていることを証明する、極めて内容の濃い30球となりました。

ロバーツ監督も太鼓判「膝の怪我は過去のもの」
大谷選手の素晴らしい登板内容に、デーブ・ロバーツ監督も絶賛のコメントを残しています。
監督は「(膝の怪我は)もう過去のことだと思う。とにかく二人の真剣勝負が見られて良かった」と安堵の表情を見せました。また、レギュラーシーズン中の投手復帰、そしてポストシーズンでの完全復活に対して非常にポジティブな見通しを示しています。
今後のプロセスについて監督は、「これまでの準備期間を考えると、ここからよりうまく対処できると思う。まずは1、2、3イニングずつゆっくり投げていくことになるだろう」としており、いくつかの基準をクリアさせながら、慎重かつ確実にステップアップさせていく方針を語りました。
元メジャーリーガーも絶賛!「あと2週間で試合登板も可能」
この日、米スポーツ専門局『FOX Sports』で解説を務めた元メジャーリーグの名投手ドントレル・ウィリス氏も、大谷選手の投球に太鼓判を押しています。
ウィリス氏は「素晴らしく見えた。積極的に際どいコースも攻められていたし、使える球種はほとんど使っていた」と絶賛。さらに、「変化球も鋭かったし、何よりも球速がしっかりと出ているように見えたことが良かった」と、投球のクオリティを高く評価しました。
同氏は「打者としても活躍する彼はチームにとってあまりに重要すぎる存在であるため、球団が復帰を急がせることはない」と前置きしつつも、「状態は本当に良さそうだった。たぶん、あと2週間ぐらいで試合でも投げる姿を見られる気がするよ」と、早期の公式戦登板への期待を口にしました。
まとめ:ワールドシリーズ3連覇へ、最後のピースが揃うか
現在、ポストシーズンでのワールドシリーズ3連覇という偉業を目標に掲げているドジャース。打者として驚異的な成績を残し続ける大谷選手が、ポストシーズンで「投手」としてもマウンドに帰ってくることになれば、チームにとってこれ以上ない強力な追い風となります。
慎重に、しかし確実にギアを上げている「投手・大谷」の復帰プロセス。最重要局面である秋の戦いに向けて、大谷翔平の二刀流が完全復活を遂げる日は、もうすぐそこまで迫っています。

