【MLB】ドジャース 3-1 ブレーブス(日本時間9日・ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平投手が、チームの連勝を決定づける一打で存在感を示しました。8日(日本時間9日)、本拠地でのブレーブス戦に「1番・指名打者」で先発出場し、4打数1安打1打点。内容は派手ではないが、同点の終盤に勝ち越し点を叩き出す“決勝打”で勝利に直結したのが大きい。これでドジャースは2連勝。ここ数試合で停滞していた打線の空気を変える、価値ある1勝になりました。

サイ・ヤング賞左腕クリス・セールとの息詰まる対決
この日の相手先発は、過去にサイ・ヤング賞に輝いた実績を持つMLB屈指の左腕、クリス・セール投手。大谷選手との直接対決は、試合前から大きな注目を集めていました。
第1打席、セール投手の投じた絶妙なアウトローへのフォーシームに対し、大谷選手は手が出ず見逃し三振に倒れます。続く第2打席でも、セール投手の球威に押されてバットを真っ二つに折られ、ショートゴロに打ち取られてしまいました。メジャーを代表する一流投手との対決は一筋縄ではいかないことを痛感させられる立ち上がりとなり、球場のファンも固唾を飲んで見守る展開となりました。
試合を動かした第3打席!大谷翔平の勝負強さが爆発
しかし、スーパースターは簡単には引き下がりません。1-1の同点で迎えた5回裏、2死二塁という絶好のチャンスで大谷選手に第3打席が回ってきました。
ここで大谷選手は、セール投手が投じた初球の内角シンカーを見事に捉えます。鋭い打球はライト前へと弾き返され、二塁走者のミゲル・ロハス選手が快足を飛ばして激走。際どいタイミングでしたが、見事にホームへ生還しました。これがチームを勝利に導く貴重な勝ち越しタイムリーとなり、球場のボルテージは最高潮に達しました。苦しい打席が続いた後でも、ここぞという場面で結果を出す大谷選手の集中力はさすがの一言です。
【ドジャース】2連勝、大谷翔平が決勝打、2戦連続安打と復調、HRは8試合なし
大谷は、6日(日本時間7日)の敵地アストロズ戦で、6試合(実に26打席)ぶりとなる安打を放ち、その試合では適時打も記録してマルチ安打の大活躍を見せました。そして今日の試合でもタイムリーを放ち、2戦連続の安打と打点をマーク。明らかに本来のバッティング感覚を取り戻しつつあります。
現在の成績は打率.248、OPS.822となりました。ファンとしては待望のアーチが見たいところですが、本塁打はこれで8試合生まれていません。しかし、確実なコンタクトと勝負強い打撃が戻ってきた今、あの豪快なホームランが再びロサンゼルスの夜空に舞い上がるのは時間の問題と言えるでしょう。

フリーマンのメモリアルアーチと投手陣の鉄壁リレー
大谷選手の活躍だけでなく、チームメイトの奮闘も光った試合でした。1点を先制された直後の2回には、タッカー選手の適時打ですぐさま同点に追いつく粘りを見せます。
さらに6回には、フレディ・フリーマン選手にドジャース移籍後通算100号となるメモリアルなソロホームランが飛び出し、貴重な追加点を奪ってリードを広げました。強打者の歴史的な一発は、スタジアムを大いに沸かせました。
投げては、先発のシーハン投手が4回2/3を投げて1失点としっかりと試合を作り、その後を継いだ強力な救援陣が無失点でリードを完璧に守り抜く見事なリレーを展開しました。
投打の歯車がガッチリと噛み合い、ドジャースは素晴らしい形で2連勝を飾りました。大谷選手の復調の兆しがはっきりと見えたこの試合は、今後のシーズン中盤戦に向けて大きな弾みとなるはずです。次戦での特大ホームラン誕生にも期待しながら、引き続き全力でドジャースを応援していきましょう!

