パドレス５ｘ―４ブルワーズ 延長１１回（２２日、米カリフォルニア州サンディエゴ＝ペトコパーク）
パドレスが劇的なサヨナラ勝ちで、2年連続のポストシーズン進出を決めました！ダルビッシュ有投手と松井裕樹投手を擁するパドレスは、現地時間22日、本拠地ペトコ・パークでブルワーズとの激闘を制し、歓喜に沸きました。「パドレス、劇的サヨナラ勝ちで２年連続ポストシーズン進出決定」というニュースは、全米、そして日本の野球ファンを興奮の渦に巻き込みました。
延長11回、5-4というスコアが示すように、まさに死闘と呼ぶにふさわしい試合展開でした。1-3とリードを許す苦しい場面もありましたが、5回にイグレシアスのソロホームラン、7回にはアラエスのタイムリーで同点に追いつき、土壇場で底力を見せつけました。
そして迎えた11回裏、1死三塁のチャンスでフェルミンが放ったセンター前へのタイムリーヒット。打球が中堅手のグラブを弾く瞬間、ペトコ・パークは大歓声に包まれ、ナショナルリーグ西地区2位のパドレスは2年連続でポストシーズン進出を決めたのです。
この勝利は、パドレスにとって球団史上2度目となる2年連続のポストシーズン進出という大きな意味を持ちます。前回は2005年、2006年。実に17年ぶりの快挙達成です。マイク・シルト監督は「パドレスの歴史における最高の時代が始まったばかりだと思う」と力強く語り、チームの明るい未来を予感させました。
近年のパドレスは、まさに黄金期を迎えています。過去6年間で4度目のポストシーズン進出を果たし、ナショナルリーグの強豪としての地位を確固たるものにしました。ダルビッシュ投手、松井投手といったスター選手の存在も、チームの躍進を支えています。
しかし、パドレスの目標はポストシーズン進出だけではありません。目指すは、球団創設以来、未だ成し遂げていないワールドシリーズ制覇。悲願達成に向けて、チームはさらに結束を強めています。
今回の劇的なサヨナラ勝ちで勢いに乗るパドレス。ポストシーズンでの活躍に期待が高まります。ダルビッシュ投手、松井投手の活躍にも注目が集まり、日本からも熱い声援が送られることでしょう。
今回の勝利により、ナショナルリーグのポストシーズン出場枠は残り1つ。レッズ、メッツ、ダイヤモンドバックスなどが最後の切符を争う熾烈な戦いは、まだまだ続きます。果たして、パドレスの挑戦を受けるのはどのチームになるのか。今後の展開から目が離せません。
パドレスのフレディ・フェルミンはサヨナラ適時打を放ち歓喜の表情（AP）
