■MLB ナショナルズ6-13ドジャース(日本時間4日、ナショナルズ・パーク)
ドジャースの大谷翔平が、ついに今季第1号を放ちました。開幕から6試合はノーアーチで、打点0・長打0と“らしくない”数字が並んだが、開幕7戦目・28打席目での同点3ランが、停滞感を一気に吹き飛ばす。相手はナショナルズ先発で、元巨人としても知られるマイルズ・マイコラス。しかも打った瞬間に確信歩きが出るほどの当たりで、飛距離は122m。ここから大谷の2026年が本格始動しそうだ。

開幕の不振を吹き飛ばす一撃、ドジャース打線が爆発
2026年シーズン、ドジャースの大谷翔平選手がついにその重い扉をこじ開けた。開幕から6試合26打席ノーアーチ、打点ゼロ、長打ゼロという苦しい状況が続いていたが、7戦目のナショナルズ戦で待望の今季1号が飛び出した。
この日の相手先発は、元巨人のマイルズ・マイコラス。カージナルスからナショナルズへ移籍した右腕に対し、第1打席は見逃し三振に倒れていた。しかし3点を追う3回、1死一・二塁の好機で迎えた第2打席、2球目のチェンジアップを完璧に捉えた。
打球は高々と舞い上がり、ライトスタンドへ吸い込まれる飛距離122メートルの豪快アーチ。打った瞬間の確信歩きが、大谷選手自身の手応えを物語っていた。

連続試合出塁は自己最長「38」を更新
この一発により、記録更新中だった連続試合出塁を自己最長の38試合に伸ばした。昨シーズンは開幕8打席目で1号を放ち自己最速を記録。一方、50-50を達成した一昨年は開幕41打席目まで1号が出ず自己最遅だった。今季の28打席目という数字は、その中間にあたる。
メジャー通算本塁打は281号となり、節目の300号まで残り19本。昨季は惜しくも本塁打王を逃したものの、自己最多55本塁打をマークしており、今季も量産体制への突入が期待される。

ドジャース上位打線が全員アーチの猛攻
大谷選手の同点3ランを皮切りに、ドジャース打線が一気に火を噴いた。ムーキー・ベッツ、アンディ・パヘス、フレディ・フリーマンがそれぞれ2ランを放ち、新加入のカイル・タッカーも移籍後初本塁打を記録。1番から4番までの上位打線全員がホームランをマークするという圧巻の攻撃で、計5本塁打、16安打13得点の快勝を収めた。
大谷選手自身もこの日5打数2安打4打点と勝利に大きく貢献。試合前日には「甘い球を振りに行った時に、自分が望んでいる結果になっていない。感覚のズレがある」と課題を口にしていたが、その修正力の高さを見事に証明した形だ。

今後の展望
待望の一発は単なる1本目ではなく、「感覚のズレ」を修正し、チームの流れまで変えた価値あるホームランだった。ここから量産モードに入れば、通算300号到達も現実味を帯びてくる。次戦以降、長打の増加と得点圏での打撃に注目となる。
開幕の不振を完全に払拭する一発となった今季1号。昨季の勢いをそのままに、2026年も大谷翔平から目が離せないシーズンとなりそうだ。
