2025年8月10日に中京競馬場で行われるCBC賞。今年もサマースプリントシリーズの重要な一戦として、熱戦が繰り広げられること間違いなしです。その中で、プロも注目しているのが、ヤマニンアルリフラ。近走の勢いが直結するというデータと、「前走1番人気で勝利」の勝率40%という好成績が大きな後押しとなっています。本記事ではCBC賞を展望しつつ、ヤマニンアルリフラに焦点を当てて分析していきます。

■ ヤマニンアルリフラのプロフィールと快進撃
ヤマニンアルリフラは、栗東・斉藤崇史厩舎所属、4歳牡馬。デビューから8戦未勝利と苦しい時期が続きましたが、2勝クラスの格上挑戦で見事0.4秒差の快勝、その後は勢いそのままに2勝クラス、3勝クラスを連勝。さらに前走北九州記念では重賞初制覇を成し遂げています。
これほど劇的な成長カーブを見せた馬は珍しく、「成長力と勢い」で一気に頂点へ駆け上がってきました。今年のCBC賞でも注目を集める理由はここにあります。
ヤマニンアルリフラ(画像は競馬ラボより引用)
■ データが裏付ける狙い目「前走1番人気で勝利」の強さ
過去10年間のCBC賞(中京開催7回)を分析すると、「前走1着」の馬が【4-1-0-12】と過半数の勝利を挙げており、近走の好調さがそのまま結果に直結しやすいレースであることが分かります。さらに、「前走1番人気かつ1着」での出走馬は【2-0-0-3】勝率40%という高い数字を残しています。
今年の登録馬でこの条件に当てはまるのは、ヤマニンアルリフラのみ。勢いそのままにタイトル奪取を狙う絶好のチャンスが到来しています。
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■ レース傾向と馬のスタイルもマッチ
CBC賞のレース傾向をもう少し紐解くと、過去10年で「4角3~7番手通過」の馬が【4-4-4-31】と複勝率が高く、なおかつ「上がり3F5位以内」なら勝率25.0%。
ヤマニンアルリフラは、先団~中団で運びつつ最後の直線で脚を伸ばせるタイプ。中京の直線でこの脚質が活きることはデータ的にも裏付けられています。
■ まとめ~結論と期待~
今年のCBC賞はハンデ戦で条件は厳しくなりますし、ヤマニンアルリフラは前走より2.5kg重い57.5kg。しかし、過去データと目覚ましい成長力、そして何より「前走1番人気で勝利」という強力な後押しが彼を推します。「流れに乗れる馬が勝つ」のがCBC賞。勢いそのままのヤマニンアルリフラが重賞連覇を果たし、新たなスプリント王への道を切り開くか。
週末は彼の走りに大いに注目しましょう!
枠順は以下の通り。11番カリボールは出走取り消しになりました。