今回は京都競馬場で開催された第50回エリザベス女王杯の熱い戦いをお届けします。
レガレイラの完勝でエリザベス女王杯結果が決定
2025年11月16日、京都競馬場で行われたエリザベス女王杯は、1番人気のレガレイラが見事に優勝を果たしました。戸崎圭太騎手の操縦で、道中は中団後方から直線で各馬を差し切り、4番人気パラディレーヌに1.3/4馬身差をつけての完勝です。勝ちタイムは2分11秒0という好タイムでした。

昨年の雪辱を見事に果たしたレガレイラ
レガレイラにとって今回のエリザベス女王杯結果は特別な意味を持ちます。昨年は不利もあって1番人気ながら5着に終わり、悔しい思いをしていました。その雪辱を今年見事に晴らすことができたのです。
父スワーヴリチャード、母ロカという良好な血統を背景に、牝4歳のレガレイラは着実に成長を遂げていたのでしょう。
3年連続のGI制覇で牝馬界のトップに
注目すべきは、レガレイラが3年連続でGI制覇を成し遂げたという点です。ホープフルS、有馬記念に続く3度目のGI勝利となります。これは単なる一時的な活躍ではなく、安定した実力と継続的なポテンシャルを示す証拠です。

レガレイラ(写真は競馬ラボより引用)
調教師・騎手の初勝利も快挙
木村哲也調教師率いる美浦厩舎と戸崎圭太騎手にとって、このエリザベス女王杯結果は特に記念碑的な勝利となりました。ともにエリザベス女王杯では初勝利だったのです。
精密な調教と巧みなレース運びが融合した、チーム全体の勝利といえるでしょう。
エリザベス女王杯とは
エリザベス女王杯は、1970年創設の「ビクトリアカップ」を前身とし、1976年から現名称で施行され続けています。3歳以上の牝馬限定のGI競走で“日本の最強牝馬決定戦”と称される伝統と格式あるレースです。
また、国際GI競走「ジャパン・オータムインターナショナル」シリーズにも組み込まれ、世界的にも高い評価を受けています。京都芝2200mの舞台は、パワー・持続力・瞬発力の全てが問われるため、真の実力馬しか勝ち抜くことはできません。
さいごに
今回のエリザベス女王杯結果は、レガレイラの実力と、それを引き出した調教師・騎手のコンビネーションの素晴らしさを証明しました。来年以降の活躍も大いに期待できる、素晴らしいレースでした。。競馬ファンの皆さんは、歴史的なレースの瞬間をこれからもぜひ見逃さずチェックしてください。

