『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の放送開始が異例の盛り上がりを見せています。事前にはあらすじの詳細が伏せられていたものの、待望の第1話が放送されるとネット上は瞬く間に熱狂的な反応で埋め尽くされました。特に「スマホ画面の割れ方がリアルすぎ」「ジークアクスここからやるのか」など、視聴者は細部にまで渡るリアリティと意外な展開に驚きを隠せない様子です。
X（旧Twitter）では「ジークアクス」「＃GQuuuuuuX」「ガンダム」といった関連ワードがトレンド入りし、シリーズのファンだけでなく新規ファンも取り込んでいることがうかがえます。ストーリーは、宇宙のスペース・コロニーで平穏に暮らす女子高生アマテ・ユズリハ（通称：マチュ）が、戦争難民の少女ニャアンとの出会いを機に、違法なモビルスーツ決闘競技「クランバトル」に巻き込まれていくというもの。アマテがGQuuuuuuX（ジークアクス）を操縦し、厳しい戦いに挑む姿は、宇宙軍と警察の両方から追われる謎のモビルスーツ「ガンダム」とそのパイロットである少年シュウジとの出会いを通じて、新たな時代の幕開けを予感させます。
本作の監督は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版』シリーズの鶴巻和哉氏が務め、シリーズ構成は榎戸洋司氏、メカニカルデザインは山下いくと氏が手掛けるなど、豪華な制作スタッフが集結しています。主人公のアマテ・ユズリハ（マチュ）を黒沢ともよさんが演じるほか、ニャアン役を石川由依さん、シュウジ・イトウ役を土屋神葉さんという豪華声優陣が揃い、キャラクターに命を吹き込んでいます。
このシリーズは、スタジオカラーとサンライズの共同制作ということで、多くのアニメファンにとっても注目の的となっています。特にスタジオカラーが関与していることで、ビジュアルのクオリティや演出には、これまでのガンダムシリーズにはない新たな魅力が期待されます。『エヴァンゲリオン』シリーズとガンダムシリーズのテイストがどのように融合するのか、今後の展開にますます目が離せません。
また、視聴者からは「ここで終わるのか！」という感嘆の声が見られるように、第1話から展開が早く、多くの謎を残したまま次回への期待を高める構成となっています。特に「ガチでニュータイプの音は万病に効く」といったユニークな感想にもあるように、シリーズを通じて新たなアイデアや設定がどのように生かされていくのか、ファンは多大な期待を寄せています。
今後のエピソードでも、制作者たちの意図や技術がどのように表現されるのか注目です。『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』がこの先どのようなドラマを展開し、観る者をどのような旅に連れて行ってくれるのか、アニメ界における新たなマイルストーンとなることを期待してやみません。平穏な日常を送っていたアマテ・ユズリハが、宇宙の運命を背負ってどのように成長していくのか、多くの視聴者がその行方を見守っています。
『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』の場面カット
（C）創通・サンライズ
