2025年10月26日、京都競馬場を舞台に開催される第86回菊花賞(G1/芝3000m)。今年も有力3歳馬が集結し、牡牝入り混じるクラシック最終戦に注目が集まります。本記事では「【菊花賞枠順確定】神戸新聞杯勝ち馬エリキングは7枠15番 新潟記念2着のエネルジコは5枠9番」をキーワードに、各馬の枠順と過去傾向から狙い目を徹底分析します。

注目馬の枠順発表
まず、枠順が枠順が確定しました。今年の主役たちの枠順は以下のようになりました。

主要馬の枠順配置
- 神戸新聞杯の覇者エリキングは【7枠15番】
- 新潟記念2着で勢いに乗るエネルジコは【5枠9番】
- 日本ダービー3着&神戸新聞杯2着のショウヘイは【4枠7番】
- 神戸新聞杯3着のジョバンニは【3枠5番】
- 2連勝と波に乗るゲルチュタールは【6枠12番】
- 前走逃げ切り勝ちのマイユニバースは【6枠11番】
京都競馬場での発走時刻は15時40分。秋の伝統を飾る一戦、目が離せません。
菊花賞の枠順傾向とエリキング・エネルジコへの影響
過去10年(京都で実施された8回)のデータによれば、2枠が【3-1-0-12】と勝率18.8%、単勝回収率は105%と好成績。しかし、リニューアル後の直近2年間に限ると、1~4枠は連対が少なく、むしろ5~8枠の外枠が勝ち馬を多く輩出しています。
しかし、京都競馬場リニューアル後の直近2年間では大きな変化が見られます。1~4枠の成績は複勝率わずか6.3%に対し、5~8枠は複勝率26.3%と大きく上回っています。勝率で見ても、内枠0勝に対して外枠は2勝という歴然とした差です。
昨年は7枠→8枠→8枠→6枠で上位4着まで独占。一昨年も8枠17番の馬が快勝するなど、直近は外枠が圧倒的に有利な傾向が顕著です。これは馬群の中で揉まれずにスムーズな走りができる分、スタミナ切れしにくい距離特性が影響している模様です。
今年の勝馬予想のポイント
これらのデータから、今年の菊花賞は外枠の馬たち、特に7枠のエリキングが有利な条件を備えていることが分かります。京都競馬場のリニューアル後、より外枠がスムーズに走れるコース特性が出ているのでしょう。
神戸新聞杯勝ち馬としての実績と、恵まれた枠順の両面で、エリキングは優勝の最有力候補と言えます。一方で6枠12番のゲルチュタールや同じく6枠11番マイユニバースも、枠順の優位性を活かした好走が十分期待でき穴に一考です。
エリキングは7枠15番、まさにトレンド枠。一方のエネルジコも外寄りの5枠9番から出走。まさに好条件を得た格好で、どちらも枠順面で大きな減点材料とは言えません。
今年の菊花賞は、神戸新聞杯勝ち馬のエリキング(7枠15番)と、新潟記念2着のエネルジコ(5枠9番)から目が離せません。クラシック最後の栄冠を掴むのはどの馬か?外枠有利の流れを活かす馬が現れるのか、当日を楽しみに待ちましょう!


左からエリキングとエネルジコ(写真はJRA、netkeibaの各ホームページから引用)

