産経賞セントウルS カンチェンジュンガが重賞2勝目!鮮やかな差し切りで秋のスプリント戦線へ名乗り!

競馬

9月7日、阪神競馬場で行われた産経賞セントウルステークス(GⅡ)は、波乱の結末を迎えた。8番人気のカンチェンジュンガが、豪快な末脚を繰り出し、重賞2勝目を飾ったのだ。この勝利は、今後のスプリント戦線を占う上で大きな意味を持つ。

レースは、カルチャーデイがハナを切り、テイエムスパーダが2番手に付ける展開。一方、カンチェンジュンガは後方待機を選択し、虎視眈々と勝ちを狙っていた。直線に入ると、逃げたカルチャーデイをママコチャが捉え先頭に躍り出る。しかし、その外からカンチェンジュンガが驚異的な末脚で一気に追い込み、ママコチャを差し切ってゴールイン。まさに、一瞬の出来事だった。



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勝ちタイムは1分7秒4(良)。3/4馬身差の2着には2番人気ママコチャ、さらにクビ差遅れの3着には1番人気トウシンマカオが入線。上位人気馬が馬券に絡む一方で、8番人気のカンチェンジュンガの勝利は、多くの競馬ファンを驚かせたに違いない。

騎乗した川田将雅騎手は、「道中はリズム良く運べました。直線に向いてからの反応も良く、最後までしっかり伸びてくれました」と、会心の騎乗を振り返った。また、管理する庄野靖志調教師は、「馬の状態が良かったですし、ジョッキーも完璧に乗ってくれました。この後はスプリンターズステークスを目指したい」と、今後の展望を語った。

この勝利でカンチェンジュンガは、重賞2勝目をマーク。父ビッグアーサー、母クェスタボルタという血統背景を持ち、5歳にして本格化の兆しを見せている。今回の勝利は、単なるフロックではなく、実力によるものだろう。

一方、サマースプリントシリーズは、CBC賞を制し、函館スプリントステークスで4着に入ったインビンシブルパパが、シリーズチャンピオンに輝いた。 しかし、この日のセントウルステークスには出走しておらず、カンチェンジュンガはこのシリーズには参加していなかった。

今回の産経賞セントウルSは、秋のスプリント戦線の幕開けを告げる重要な一戦。カンチェンジュンガの勝利は、今後のスプリント界の勢力図を塗り替える可能性を秘めている。 GⅠスプリンターズステークスに向けて、カンチェンジュンガの走りにますます注目が集まるだろう。

カンチェンジュンガ(写真は競馬ラボより引用)

まとめ:産経賞セントウルS、カンチェンジュンガの快挙が示す未来

産経賞セントウルSでカンチェンジュンガが見せた重賞2勝目の快挙は、今後の短距離路線の勢力図に大きな一石を投じました。鋭い末脚、レース巧者ぶり、そして今後のG1参戦…。引き続き、カンチェンジュンガの走りから目が離せません!

 

 

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