◇インターリーグ ドジャース5―6エンゼルス(2025年8月13日 アナハイム)
14日(日本時間)、野球ファンにとって注目の一戦「エンゼルス対ドジャース」戦が行われ、ドジャースの大谷翔平選手は“1番・投手兼DH”として先発出場しました。しかし試合は、リードを守れず痛恨の逆転負け。これでチームは4連敗、ついにナ・リーグ西地区の首位から陥落する結果となりました。

投打に奮闘した大谷翔平。しかし課題も
この日、大谷翔平は投手として復帰後最多となる80球を投じ、4回1/3を5安打4失点。古巣・エンゼルスの本拠地で燃えるものがあったのでしょう。初回のマウンドでは盟友マイク・トラウトとの久々の対戦も実現。5球連続の直球勝負から最後は大得意のスイーパーで三振!かつてWBC決勝を思い出させる投げ合いで、観客を大いに沸かせました。
一方で5回には突如として乱れ、連打から2点二塁打を許し、勝利投手まであとアウト2つというところで無念の降板。手術後初の5回登板に、スタミナ面や勝負どころでの制球の甘さという“課題”が垣間見えたとも言えます。
バッター大谷としても存在感
打者としても1番で出場した大谷は、初回にいきなり右翼線への三塁打を放ち先頭打者としてチャンスメイク。その後も四球を選ぶなど出塁し、チームの得点に絡みました。ただ、残念ながら内容は4打数1安打。8回の見逃し三振時の判定には驚きと苦笑いも見せ、大谷らしい勝負への執念が印象的でした。
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チームの苦しい現状
エンゼルス相手に初回から5点をリードするも、中継ぎ以降が踏ん張れず逆転負け。エンゼルス3連戦は3戦全敗、さらに今季の「フリーウェイ・シリーズ」でも全6戦敗北と苦しい状況が続いています。投手陣の不安定さ、特にリリーフ陣の乱調が目立つ中で、首位パドレスとの勢いの違いは明確になりつつあります。
ファンが期待する“大谷の次”
とはいえ、エースで主砲の大谷翔平はまだ万全ではありません。手術明け、そして二刀流としての特殊な役回り。その中で毎試合奮闘し、結果を残している点はさすがですね。課題も見えた今回ですが、本人も「さらに状態を上げていく」とコメントしています。今は苦しい時期ですが、この悔しい4連敗や首位陥落こそが、逆にチーム結束力を強め、一丸となって巻き返すための布石にもなるでしょう。
野球はシーズンのペナントレースが長い戦い。その中で大谷翔平の存在、そして今後の“逆襲ドジャース”にファンは大きな夢を抱き続けているはずです。次こそは、投打での完全復活、そして連敗脱出の鮮やかなハイライトを期待しています!
【まとめ】
「ドジャース逆転負けで4連敗 大谷翔平は5回途中4失点」という結果に終わったこの試合。苦境の中、大谷翔平への期待はますます高まっています。これからの逆襲に注目しましょう。