伊勢崎(群馬)で41.8℃ 国内の最高気温をまたも更新!40℃超は12地点で過去最多

天気

本日(火曜日)、群馬県伊勢崎市では、なんと 41.8℃ という国内観測史上最高気温を記録しました。この数字は、つい先週に兵庫・柏原で記録された41.2℃という前回の記録から、わずか1週間足らずで塗り替えられるという、前例のないハイペースでの更新です。

特筆すべきは、この日だけで日本全国の12地点において気温が40℃を超えたという事実です。一日の40℃超観測地点の最多記録は従来の6地点でしたが、今回はその倍の12地点。伊勢崎(群馬)のほか、桐生(群馬)41.2℃、鳩山(埼玉)41.1℃、前橋(群馬)41.0℃、古河(茨城)40.6℃、熊谷(埼玉)・上里見(群馬)40.5℃、青梅(東京)40.4℃、八王子(東京)40.3℃、館林(群馬)・佐野(栃木)40.2℃、秩父(埼玉)40.0℃と、名だたる暑さの常連地域が軒並み記録を更新しています。



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この異例ともいえる高温の背景には、太平洋高気圧の勢力拡大に加えて、上空の暖気が流れ込んだこと、さらにフェーン現象による局地的な温度上昇という複数の要因が絡み合っています。特に関東内陸の群馬・埼玉・茨城・栃木エリアでは、地形的にも熱がこもりやすく、短期間で気温が急上昇する傾向が顕著です。

東京都心に目を向けても、午前11時過ぎには36.6℃に到達し、今年一番の暑さを観測。都心部はヒートアイランド現象も加わり、夜間も気温が下がりにくい状況が続いています。

気になるのは、この暑さが「一過性」ではなく、翌日(水曜日)も高温が持続する見込みであることです。甲府・静岡では39℃、前橋・熊谷・さいたまでは38℃、東京都心でも37℃まで上がる予想。日中はもちろん、夜間も熱中症への警戒は必須です。

熱中症対策は、水分・塩分のこまめな補給だけでなく、外出時には涼しい服装・帽子・日傘の利用、室内では適切な冷房利用が不可欠です。特に高齢者や子どもは体温調節が苦手なため、家族や周囲で声掛けや見守りを重ねましょう。

今回「伊勢崎(群馬)で41.8℃ 国内の最高気温をまたも更新 40℃超は12地点で過去最多」という驚くべき出来事をきっかけに、日本の異常気象と日常的な危機管理意識の必要性を、あらためて見直すべき時が来ているのかもしれません。本格的な暑さはまだまだ続きます。どうか皆様、日々の対策を怠らず、この記録的猛暑を無事に乗り越えてください。

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