ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、日本時間4日のホワイトソックス戦で、2打数無安打ながら2四球を選び2得点をマーク。チームも6-2で快勝し4連勝を飾りました。大谷選手は、両リーグ断トツの86得点を記録し、1930年のチャック・クライン選手以来となるシーズン158得点ペースという驚異的な得点力を発揮しています。

激走で2得点、チームの勝利を牽引
この日の大谷は、ヒットこそ出なかったものの、圧倒的な選球眼と足でチャンスメイク。1回表、先頭打者としてフルカウントから四球で出塁すると、1死後にフリーマンの二塁打で一気にホームイン。機敏なベースランニングで先制点をもぎとりました。さらに3回表もフルカウントからの四球で出塁。そして再びフリーマンのタイムリーで2点目の生還。大谷がランナーに出ると、確実に得点を重ねられるドジャース打線の厚みも際立ちました。
大谷翔平の得点力が驚異的な理由
注目すべきは、その得点数。大谷はこの試合でシーズン通算「86得点」に到達。これはなんと両リーグ断トツのトップであり、歴史あるMLBの中でも際立っています。アメリカン・ナショナル両リーグ体制となってから123年を数えるMLBでも、1930年にチャック・クライン(フィリーズ)が記録したリーグ記録「158得点」ペースで進行中です。
昨シーズン、大谷が自身初のシーズン134得点で両リーグトップになったばかりですが、今シーズンはさらにその記録を大きく更新する勢い。このペースで進めば、名選手たちが築いてきた歴史的記録を塗り替える日も近いかもしれません。
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ドジャース好調の原動力、大谷の役割
この日のドジャースは、先発メイ投手が5回までパーフェクトピッチング。最終的にも8回途中まで2失点の好投で今季5勝目を挙げました。打線ではフリーマンが2安打3打点、ベッツも7回に10号ソロホームランと活躍。大谷が出塁して得点を取る流れが、ドジャース打線全体の好調につながっています。
特筆すべきは、大谷翔平が「1番打者」として昨季途中から定着し、得点を量産していること。塁に出てすぐに次の塁を狙う積極的な走塁や、四球を選んで出塁率を上げる技術は、今やドジャースの勝利の方程式の一部と化しています。
球場を沸かせた「ONE PIECE Night」
この日の試合は「ONE PIECE Night」としても話題に。来場者には漫画『ONE PIECE』の主人公・ルフィがドジャースユニフォーム姿で描かれたカードや、麦わら帽子がプレゼントされるなど、日本文化とMLBファンのコラボレーションで大きな盛り上がりを見せました。大谷の活躍がさらなる注目を集め、球場の雰囲気も大いに華やぎました。
まとめ:歴代最高得点記録更新に期待
今シーズンも「大谷翔平、激走2得点でドジャース4連勝 両リーグ断トツ86得点、リーグ記録158得点ペース」という華々しいキーワードが並びます。記録更新まであとわずか。これからも大谷翔平選手の一挙手一投足から、目が離せません!