6月8日、競馬ファン待望の安田記念が東京競馬場で開催されます。今年で第75回を迎えるこのレースは、3歳以上の馬が出場し、芝1600メートルで競われます。1着賞金は驚きの1億8000万円。どの馬がこの栄冠を手にするのか、早くも注目が集まっています。枠順が6日に確定し、注目の馬たちのスタートポジションが発表されました。

ソウルラッシュ、7枠13番は吉と出るか凶と出るか?
ドバイターフを制し、満を持して安田記念に参戦するソウルラッシュ。7枠13番という枠順は、一見するとやや外目。東京芝1600mは、スタート直後のポジション争いが激しく、外枠からのスタートはロスが生じやすいというデータもあります。
しかし、ソウルラッシュは自在性のある脚質が魅力。包まれるリスクを避け、スムーズな競馬ができれば、十分に力を発揮できるはずです。鞍上の腕にかかっていると言えるでしょう。
春秋マイルGI制覇を目指すソウルラッシュは7枠13番(ユーザー提供:たつさん)(netkeiba.com)
ジャンタルマンタル、5枠10番で淀みのない競馬を目指す
昨年のNHKマイルC覇者ジャンタルマンタルは、5枠10番からのスタート。内過ぎず、外過ぎず、絶妙な枠順と言えるかもしれません。
ジャンタルマンタルは、先行力があり、好位でレースを進めることが得意なタイプ。この枠順なら、揉まれることなく、自分のペースで競馬を進めることができるでしょう。鞍上がどのようにエスコートするのか注目です。距離短縮で大阪杯7着からの巻き返しを狙っています。展開次第ではうまくリズムに乗れるでしょう。
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その他の有力馬の枠順と戦略
- シックスペンス(1枠1番): 最内枠を利して距離ロスなく立ち回りたいところ。
- ブレイディヴェーグ(8枠18番): 大外枠からのスタート。展開に左右される可能性も。
- トロヴァトーレ(8枠16番): こちらも大外枠。得意の末脚を活かせるか。
- ウォーターリヒト(7枠14番): ソウルラッシュと隣の枠。展開次第で面白い存在。
安田記念の枠順傾向と馬券戦略のヒント
過去の安田記念のデータを見ると、内枠有利の傾向が見られます。しかし、近年は馬場状態や展開によって、外枠の馬も十分に好走しています。
今回の枠順を踏まえると、内枠の馬を軸に、外枠の馬を紐で押さえるのがセオリーと言えるでしょう。ただし、当日の馬場状態や天候、展開などを考慮し、柔軟に馬券戦略を組み立てることが重要です。発走は15時40分予定です。今年の安田記念は、これまで以上に見応えのあるレースになることでしょう。どの馬が勝利を手にするのか、ファンの期待と推測は膨らむばかりです。競馬ファンならずとも、ぜひ注目したい一戦です。枠順は以下の通り。
( )内は性齢、騎手・調教師
1-1 シックスペンス(牡4、C.ルメール・国枝栄)
1-2 ダディーズビビッド(牡7、池添謙一・千田輝彦)
2-3 マッドクール(牡6、坂井瑠星・池添学)
2-4 ウインマーベル(牡6、松山弘平・深山雅史)
3-5 レッドモンレーヴ(牡6、M.ディー・蛯名正義)
3-6 グラティアス(牡7、横山和生・安田翔伍)
4-7 ガイアフォース(牡6、吉村誠之助・杉山晴紀)
4-8 エコロヴァルツ(牡4、M.デムーロ・牧浦充徳)
5-9 シャンパンカラー(牡5、内田博幸・田中剛)
5-10 ジャンタルマンタル(牡4、川田将雅・高野友和)
6-11 サクラトゥジュール(セ8、D.レーン・堀宣行)
6-12 ロングラン(セ7、岩田康誠・和田勇介)
7-13 ソウルラッシュ(牡7、浜中俊・池江泰寿)
7-14 ウォーターリヒト(牡4、菅原明良・石橋守)
7-15 ホウオウリアリティ(牡7、丹内祐次・井上智史)
8-16 トロヴァトーレ(牡4、横山武史・鹿戸雄一)
8-17 ジュンブロッサム(牡6、武豊・友道康夫)
8-18 ブレイディヴェーグ(牝5、戸崎圭太・宮田敬介)