【MLB】リーグチャンピオンシップ4戦
ブルワーズ 6ー4 ドジャース(日本時間16日・ロサンゼルス)
大谷は26試合116打席ぶり一発、4打数1安打3打点
ドジャースが目指したリーグ史上初のワールドシリーズ3連覇は、あと一歩どころか、まさかの4連敗という厳しい結末で幕を閉じました。リーグ優勝決定シリーズ第4戦、ドジャースは本拠地でブルワーズに逆転負け。これでシリーズは4連敗となり、2026年シーズンの挑戦は終戦となりました。
この試合で最大の見せ場を作ったのは、大谷翔平。「1番・指名打者」で先発出場すると、2回2死一、二塁の場面で豪快な3ランホームランを放った。相手右腕メイの内角カットボールを完璧に捉え、打球は飛距離428フィート(約130.5メートル)、打球速度113.1マイル(約182キロ)を記録。今ポストシーズン第1号であり、8月18日のロッキーズ戦以来、実に26試合116打席ぶりの一発でした。停滞感を吹き飛ばすような特大弾に、本拠地は大歓声に包まれました。

大谷翔平、執念の「26試合ぶり」PS第1号も…残った光と影
この日、本拠地を最も沸かせたのは、やはり「1番・指名打者」で先発出場した大谷翔平投手でした。
1点リードで迎えた2回裏、2死一、二塁の好機。大谷はかつてのチームメートである右腕メイの内角カットボールを完璧に捉えました。打った瞬間それと分かる確信の一撃は、打球速度113.1マイル(約182.0キロ)、飛距離428フィート(約130.5メートル)を計測する特大のポストシーズン(PS)第1号3ラン。
8月18日のロッキーズ戦以来、実に26試合116打席ぶりとなる待望の一発に、大谷はバットを放り投げ、三塁ベンチに向かって絶叫。スタジアムは狂喜乱舞の渦に包まれました。
しかし、この一撃がチームの救世主となることはありませんでした。大谷自身、その後はブルワーズ投手陣の徹底マークに苦しみ、1点を追う7回裏1死三塁の同点機では空振り三振。この日は今PS初となる1試合3三振を喫するなど、勝負どころでの沈黙が痛手となりました。
崩壊した投手リレーと、あと一本が出ない打線の重い現実
ドジャースのゲームプランは、先発タイラー・グラスノーの降板から急激に狂い始めました。3回までパーフェクトに抑える完璧な立ち上がりを見せたものの、4回に捕まり2失点。5回途中、1点差に迫られた場面で降板を余儀なくされると、頼みの救援陣が踏ん張れませんでした。アレックス・ベシアの押し出し四球で同点とされると、6回には4番手タナー・スコットが勝ち越し被弾。
打線も毎回のように得点圏に走者を進めながらも、決定打を欠く拙攻が続き、ホームの大歓声をため息へと変えていきました。9回にはダメ押しとなる一発を浴び、万事休す。ブルワーズに44年ぶり2度目のリーグ優勝とワールドシリーズ進出を献上する形となりました。

3連覇の終焉と、来季へ向けた再建への課題
1998〜2000年のニューヨーク・ヤンキース以来となる「ワールドシリーズ3連覇」は、現代のメジャーリーグにおいて極めて困難な偉業です。ドジャースはその高い壁に挑みましたが、ポストシーズンにおける投手陣の運用や、勝負どころでの打線の繋がりという課題が、最悪の形で露呈しました。
屈辱の4連敗という形で終戦を迎えたドジャース。大谷翔平を擁し、再びメジャーの頂点へと返り咲くために、このオフシーズンは先発陣の再整備を含めた大きな変革が求められることになりそうです。


