<WBC:日本9-0チェコ>◇1次ラウンドC組10日・東京ドーム
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で熱い戦いが続く中、侍ジャパンは1次ラウンドの最終戦となるチェコ戦を迎えた。チェコに大苦戦を強いられながらも、8回に一挙9得点を奪う圧巻の攻撃を見せ、最終的には9-0で快勝。1次ラウンド全勝という文句なしの成績で、準々決勝進出を決めました。

無得点の膠着状態を8回に一挙9点で打破
前半は互いに得点を奪えない緊迫した展開が続きました。日本の打線はチェコ先発・オンジェイ・サトリア投手に毎回安打を放つなど、得点機を何度も作ったものの、あと1本が出ず、4回2/3を無失点に抑えられてしまいました。今大会限りでの代表引退を表明する右腕の降板時には、東京ドームから温かい拍手が送られました。両国のファンが一体となった雰囲気も印象的でした。

チェコ先発オンジェイ・サトリア投手
7回にも先頭・周東佑京外野手の内野安打から1死三塁の好機を迎えましたが、牧原大成内野手の三振と森下翔太外野手の右飛で得点できず、試合はスコアレスのまま進行。しかし、その我慢強さが報われるのは8回のことでした。
8回に打線が一気に爆発、村上の満塁弾で試合を決定
8回、1死1塁から若月健矢捕手の二塁打と相手の悪送球が絡み、待望の先制点を奪った日本。その後の打線の連鎖がスイッチを入り、これがきっかけとなり打線が一気につながりました。
続いて周東佑京が値千金のスリーランホームランを放ち、スタジアムの雰囲気は一変しました。


さらに、不調が続いていた村上宗隆が満塁のチャンスで強烈な満塁ホームランを放つと、東京ドームは大歓声に包まれた。わずかイニングひとつで9点を奪う猛攻は、“侍ジャパンらしさ”を存分に見せてくれた場面となりました。


万全のコンディションで準々決勝へ
今回のチェコ戦では、プールC1位での準々決勝進出がすでに決まっていたため、出場数の少ないメンバーを中心にスタメンを編成。大谷翔平投手、鈴木誠也外野手らをベンチスタートさせ、主力選手を温存しました。
森下翔太外野手、佐藤輝明内野手など若手主体のスタメン構成となった。高い結束力と最後まで諦めない姿勢が、勝利をたぐり寄せました。

日本は前回大会に続いて1次ラウンド全勝での決勝ラウンド進出を決定。15日にはドミニカ共和国またはベネズエラとの準々決勝が待っています。万全の状態で次のステージへ挑むことになります。

侍ジャパンはこれで1次ラウンドを全勝で突破。前回大会に続く快進撃で、日本の野球ファンの期待はますます高まるばかりだ。次戦、侍ジャパンは3月15日に準々決勝でドミニカ共和国またはベネズエラと対戦することになる。世界の強豪を相手にどんな熱戦を繰り広げてくれるのか、侍ジャパンの快進撃から今後も目が離せません。


