[GⅢシルクロードステークス=2026年2月1日(日曜)京都競馬場、芝内1200m(4歳上)]
2月1日、京都競馬場で開催された11R・シルクロードステークス(G3・4歳上オープン・ハンデ・芝1200m)は、予想を大きく上回る波乱の決着となりました。太宰啓介騎乗の16番人気フィオライアが逃げ切りで勝利を飾り、競馬ファンを沸かせました。
大波乱の決着内容
【シルクロードS】の勝者となったのは、栗東・西園正都厩舎所属のフィオライア(牝5)。太宰騎手が巧みな操縦を見せ、序盤から逃げの形を作ると、最後までそのペースを守り抜きました。勝ちタイムは1:08.0(良)という素晴らしい時計です。
2着には6番人気のレイピア(牡4)が1/2馬身差まで迫り、ゴール前の大混戦では各馬が横一線で飛び込んでくる壮絶な争い。その激しい競い合いの中でも、フィオライアは最後までしぶとく粘りこみ、まんまと逃げ切りました。3着には9番人気のヤマニンアルリフラ(牡5)が続き、波乱の決着が完成。3連単は243万8990円の払戻しとなり、大荒れの決着に多くのファンが歓声を上げました。

人気馬たちの成績
今回の【シルクロードS】では、人気上位馬が相次いで敗退。1番人気の岩田望来騎乗・ロードフォアエース(牡5・友道康夫厩舎)は9着に終わり、2番人気の横山武史騎乗・カルプスペルシュ(牝4・石坂公一厩舎)は4着敗退。力のある馬たちが揃っているだけに、16番人気の激走がより一層の波乱を演出する形となりました。
太宰騎手と西園調教師の絆
太宰啓介騎手は、ずっとお世話になっている西園調教師が今月末で定年を迎えることもあり、「いい結果を出せてよかったです」とコメント。師への感謝の気持ちを込めた勝利となりました。
太宰騎手の重賞制覇は、ミッキーヌチバナで制した24年アンタレスS以来。また馬主の株式会社友駿ホースクラブにとっても、グランドシチーで制した13年マーチS以来の重賞制覇となる喜びの瞬間でした。
フィオライアは3度目の重賞挑戦で初タイトルを手にし、中2週での逃げの形がハマった完全な走りで栄冠を勝ち取りました。
血統面にも注目が集まります。父は高松宮記念やセントウルSなどを制したファインニードル、母はフルールシチー、母父は短距離王サクラバクシンオーというスピード型の配合。日高町の日高大洋牧場生産で、名門育成牧場の底力を改めて証明しました。
2026年のシルクロードSは、単勝16番人気フィオライアの“逃げ切り劇”という歴史的な波乱で幕を閉じました。穴党ファンにはたまらない衝撃であり、今後の短距離路線に新たな主役が誕生した瞬間と言えるでしょう。――この事実は、今後も語り継がれることでしょう。
馬主は株式会社友駿ホースクラブ、生産者は日高町の日高大洋牧場。
フィオライア
(牝5、栗東・西園厩舎)
父:ファインニードル
母:フルールシチー
母父:サクラバクシンオー
通算成績:16戦6勝
重賞勝利
26年シルクロードS(G3)

フィオライア 写真 競馬ラボhttps://www.keibalab.jp/topics/45904/
