読売ジャイアンツの岡本和真内野手(29)が、ついにメジャーリーグへの道を開くことになりました。10月18日、巨人はNPBへのポスティングシステム申請を正式に発表。これは巨人史上3人目、そして野手としては初めてのポスティング移籍承認となります。

岡本和真のポスティング申請が実現した背景
10月22日の移籍承認発表から、わずか数日で手続きが進められた岡本のポスティング申請。球団の快い対応について、本人は「非常に快く送り出してくれたというか、頑張ってこいということで話をいただいた」とコメントしています。これは岡本がメジャーリーグへの強い思いを持ち、球団側もそれを尊重した結果といえるでしょう。
岡本は「ずっと行きたいという気持ちがあった。欲しいと言ってくれればどこでもうれしい」とMLB全30球団へのOK姿勢を示しており、海外挑戦への本気度がうかがえます。
巨人では3人目のポスティング移籍
巨人からのポスティング移籍が承認されたのは、山口俊投手、菅野智之投手に続く3人目。しかし注目すべきは、岡本が野手では初めてのポスティング承認となった点です。これまで巨人からのメジャー挑戦は投手に限られていたため、野手での第一号というのは大きな意味を持ちます。
今季の活躍が評価される
今季の岡本は5月に左肘靱帯損傷で長期離脱を余儀なくされました。しかし8月の復帰後は、真価を発揮。69試合出場で打率.327、15本塁打、49打点という優れた成績を残し、打線の主砲として活躍しました。
この復帰後の活躍が、メジャーリーグの各球団の目に留まり、ポスティング申請へのモチベーション向上につながったと考えられます。
岡本和真のキャリアと実績
2015年の巨人入団から11年間で、岡本は通算1089安打、248本塁打、717打点、打率.277、OPS.882と、日本プロ野球界でも屈指の成績を残しています。この数字はMLB球団からの評価も高まる要因となっており、ポスティング移籍での活躍が大いに期待されています。
特に打率と本塁打数のバランスの取れた成績は、メジャーリーグでも即戦力として活躍できる可能性を十分に示唆しています。
まとめ
岡本和真のポスティング申請は、巨人の野手として初めての海外挑戦の承認となりました。11年間の日本球界での活躍を経て、新たなステージへ挑戦する岡本の活躍に期待が高まります。メジャーリーグでの彼のプレーがどのように評価されるのか、野球ファンの注目が集まっています。
岡本和真選手の挑戦を応援しつつ、今後の動向に注目しましょう!

