昨年のカブス戦は5回1失点、2年連続の開幕戦勝利
【MLB】ドジャース8ー2 Dバックス(日本時間27日・ロサンゼルス)
ドジャースの山本由伸が、ダイヤモンドバックスとの本拠地開幕戦で先発し、6回5安打2失点、無四球6奪三振で勝利投手に。昨季に続く開幕戦白星で、日本人初の2年連続で開幕戦勝利いう歴史的記録を打ち立てた。数字以上に価値があったのは、試合中の“揺さぶり”を受けても崩れなかった対応力だ。

歴史的快挙を達成した山本由伸の開幕戦
2025年3月26日(日本時間27日)、ロサンゼルス・ドジャースの山本由伸投手が、本拠地ドジャー・スタジアムで行われたダイヤモンドバックス戦に先発登板。6回5安打2失点、無四球6奪三振という安定した投球で勝利投手となり、日本人投手として史上初となる2年連続開幕戦勝利という偉業を達成しました。

試合の詳細と山本由伸の投球内容
立ち上がりから見せた冷静な対応
初回、先頭打者に10球粘られる苦しい展開となりましたが、山本は自慢のスプリットで空振り三振を奪取。続くキャロルへの投球では、今季から導入された「ABSチャレンジシステム」(通称ロボット審判)により判定が覆る場面もありましたが、動じることなく打者を抑えました。
4回の被弾と見せた修正力
順調に投球を続けていた山本でしたが、4回にペルドモに対して甘く入った95.2マイル(約153.2キロ)のフォーシームを捉えられ、右翼ポール際への先制2ランを浴びました。しかし、ここからが真のエースの見せどころ。被弾後は6者連続でアウトを奪い、相手打線に流れを渡しませんでした。
クオリティスタート達成の安定感
最終的に山本は6回95球を投げ、5安打2失点、無四球6奪三振でクオリティスタート(QS)を達成。最速は97.4マイル(約156.7キロ)を記録し、昨シーズンからさらにパワーアップした姿を披露しました。
チームメイトとの絆が光った瞬間
5回、味方のパヘスが逆転3ランを放った際、山本はベンチでバンザイして喜びを表現。パヘスを迎え入れる際には強く背中を叩いて激励する姿が印象的でした。渡米2年目を迎え、チームに完全に溶け込んでいる様子がうかがえます。

ドジャース打線も爆発
ドジャース打線も7回には大谷翔平の死球を起点に、タッカーの適時二塁打、スミスの2ラン突き放して勝利を盤石に。昨年の開幕戦(カブス戦)でも好投して白星を挙げており、今回の勝利で日本人投手として史上初の開幕戦2年連続勝利が確定しました。

昨年との比較と今後の展望
今季の注目点は、今季から導入された「ABSチャレンジシステム」(通称ロボット審判)の影響でストライクゾーンの体感が変わる中でも、山本が持ち味の制球力と決め球(スプリット)をどう最適化していくか。開幕戦で見せた「判定に左右されない冷静さ」と「被弾後の修正力」は、長いシーズンを戦い抜く上で大きな武器になる。山本由伸、日本人初の2年連続で開幕戦勝利――この一戦は“記録”だけでなく、“年間の安定感”を予感させる内容だった。
昨年のカブスとの開幕戦では5回4奪三振3安打1失点という内容でしたが、今年はさらにイニング数を伸ばし、投球内容も向上しています。ロバーツ監督の期待に応え続ける山本由伸が、2026年シーズンもドジャースのエースとして活躍することは間違いないでしょう。
日本人初の2年連続開幕戦勝利という歴史的快挙を成し遂げた山本由伸。今シーズンも彼の投球から目が離せません。

