ドジャースーツインズ(日本時間23日、ロサンゼルス、ドジャー・スタジアム)
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、またしても野球ファンを熱狂させる快挙を成し遂げました。「大谷翔平 日本選手史上初の4試合連続弾で36号!」という驚異的な記録は、まさに新たな歴史の1ページ。今回はその圧巻のホームラン、そして記録達成の瞬間を徹底解説します。

2024年6月23日(現地時間)、本拠地ドジャースタジアムで行われたツインズ戦。「2番・DH」として出場した大谷翔平は、最終回となる9回、5打席目に待望の一発を放ちました。このホームランが4試合連続ホームランとなり、日本人メジャーリーガー初の快挙。シーズン36号という数字は、リーグトップタイ。前日に3試合連続36号に到達し、同じく好調のE.スアレス(ダイヤモンドバックス)に並んだ形となりました。
この試合での大谷は決して楽な展開ではありませんでした。1回の第1打席、3回の第2打席は全て三振。5回第3打席はセンターフライ、7回第4打席はセカンドゴロと、ツインズ先発のS.ウッズ=リチャードソンら無名投手陣に苦しめられました。しかし、ラストチャンスとなった9回、甘く入ったスプリットを逆方向へ豪快に叩き込みました。打球速度173キロ、飛距離123.4メートルの文句なしの一発でした。
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実はこの4試合連続ホームランという記録は、日本人初はもちろんのこと、メジャー通算11度目となる大偉業。大谷本人も試合後「見え方が良く、調子が戻ってきている」と語っており、その言葉通りここにきて本来の強打が戻ってきた印象です。
注目したいのは、昨季との比較。大谷は昨年、シーズン54本塁打を放つという自己最高記録を樹立しましたが、昨季36号に到達したのは119試合目。今季はわずか102試合目で36号に到達しており、ホームランのペースが格段にUPしています。このままのペースなら、現実的に60本塁打も視野に入る状況です。
また、大谷の活躍は”ホームラン”だけに留まらず、走攻守すべてにおいて超一流。二刀流としても数々の記録を打ち立てており、メジャーで「唯一無二」の存在であることは間違いありません。今後の試合でどこまで数字を伸ばすのか、シーズン終盤にかけてますます目が離せないでしょう。
「大谷翔平 日本選手史上初の4試合連続弾で36号!」。この偉業は、もはや日本のみならず世界中の野球ファンの記憶に刻まれるはずです。私たちは歴史的瞬間をリアルタイムで目撃している――そう思うと、これからの一打もますます楽しみになりますね!