「ドジャース4―1ガーディアンズ」(31日、ロサンゼルス)
ドジャースの大谷翔平が、ついに“二刀流”として今季初の先発マウンドに立ち、そのまま今季初勝利を手にした。しかも舞台は雨が残る難しいコンディション。足元を取られやすいマウンドでユニホームを泥だらけにしながらも、6回1安打無失点、6奪三振の快投で試合を支配した。打っても3打数1安打2四球で3出塁。投打走が噛み合った一戦は、「3年ぶり二刀流開幕で真価発揮」という見出しにふさわしい内容だった。

ドジャース大谷翔平、二刀流で圧巻のパフォーマンス
2026年シーズン、ドジャースの大谷翔平投手が待望の今季初勝利を飾った。「1番・DH兼投手」として3年ぶりの二刀流開幕を果たし、投打走すべてで存在感を示す圧巻のパフォーマンスを披露した。

投手・大谷翔平:6回1安打無失点6奪三振の快投
この日の大谷は立ち上がりから安定感抜群だった。序盤3イニングを無安打に抑え、4回に左翼線二塁打で初安打を許したものの、冷静に後続を打ち取った。
5回には155キロの速球がマルティネスの左膝を直撃するアクシデントが発生。思わず天を仰いで頭を抱えた大谷だが、マウンドから謝罪のジェスチャーを送り、両者が笑顔を見せる一幕もあった。
6回2死で四球を与えた際には、ロバーツ監督がマウンドへ。交代と勘違いした大谷がボールを渡そうとする場面もあったが、実際はマウンド整備の要求だった。スパイクの泥を落として仕切り直し、この日6個目の三振を奪って6回を投げきった。クオリティースタート(6回以上、自責点3以下)を達成し、合格点以上の内容で初勝利を手にした。

打者・大谷翔平:36試合連続出塁の自己タイ記録
打席でも大谷は輝きを放った。3打数1安打2四球で3出塁を記録。特に注目すべきは、昨年8月24日のパドレス戦から続く連続試合出塁記録を「36」に伸ばし、自己最長タイに並んだことだ。
第4打席では初球のスライダーを捉え、一二塁間を鮮やかに抜くヒットを放った。さらに2死から果敢に二盗を試みる場面もあり、見逃し三振でスチールは記録されなかったものの、完璧なスタートを切ってユニホームを泥だらけにする姿が印象的だった。

ロバーツ監督「サイ・ヤング賞も狙える」
試合前、ロバーツ監督は「サイ・ヤング賞も狙える」と大谷の状態に自信をのぞかせていた。その言葉通り、投打走で躍動した大谷は、エンゼルス時代の2023年以来となる二刀流開幕で真価を発揮した。
打線も4回にパヘズの適時打、6回にはマンシーの本塁打で援護。チームは前夜の敗戦の借りを返し、開幕5試合を4勝1敗でスタートダッシュに成功した。

まとめ:世界が注目する二刀流の進化
ドジャース移籍後初の二刀流開幕となった大谷翔平。泥だらけになりながらも勝利への執念を見せた姿は、まさにMVP級の活躍だった。初戦から“合格点”どころか、今季の期待値を一段引き上げる内容。大谷翔平の今季初勝利は、雨と泥をまといながらも、二刀流の真価を改めて示す一夜だった。今季も投打でどこまで記録を伸ばすのか、世界中のファンが注目している。

