ドジャース 5ー2 Rソックス(日本時間26日・ボストン)
ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平選手が、現地25日(日本時間26日)、敵地フェンウェイ・パークで行われたボストン・レッドソックス戦に「1番・指名打者」として先発出場しました。この試合では、多くのファンやメディアが熱視線を送っていた「球団新記録となる6試合連続本塁打」には惜しくも届かなかったものの、見事に6試合連続安打を記録し、その好調ぶりをアピールしました。

注目された第一打席、レッドソックスの先発右腕・ベヨ投手との対決は、落ち着いた外角チェンジアップに空振り三振。しかし、2度目の打席では内角フォーシームにしぶとく反応。バットを折られながらもしっかりと右前に運び、今季自身6試合連続安打という記録を打ち立てました。決して本塁打だけでなく、チームへの貢献度が高い一打となりました。
この一打で出塁した大谷は、同回に押し出し四球でホームイン。得点にも絡み、攻撃の起点となっています。ドジャースは序盤からリズムよく点を重ね、2回にはエドマン選手のタイムリーで先制。その勢いのまま、8回にはテオスカー・ヘルナンデス選手の15号2ランで突き放し、最終的に5-2でレッドソックスを下しました。先発シーハン投手も5回2失点と安定した投球を見せ、今季2勝目を挙げています。
アメリカンリーグの強豪、レッドソックスとの対戦は、大谷にとっても注目の一戦でしたが、好投手ベヨとの勝負は本塁打こそなかったものの、勝負強いバッティングが光りました。シーズンも中盤に差しかかり、調子を維持していることは、後半戦への大きな希望となるでしょう。
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一方、レッドソックスの吉田正尚選手も「5番・指名打者」として出場し、4打数1安打をマーク。6回に左前打を放ち、2試合連続安打を記録しました。日米のスターがそれぞれ結果を残し、現地ファンを大いに沸かせた一日となりました。
今季の大谷翔平は、本塁打だけでなくヒットや得点という形でも確実に結果を残しています。「球団新の6試合連発ならず」とは言え、6戦連続安打を達成した意義は非常に大きく、日々プレッシャーのかかる状況でも己の仕事を果たし続ける姿勢には、ファンだけでなくチームメートからも信頼が集まっています。
今後も「大谷翔平、球団新の6試合連発ならず」というニュースが上がる一方で、日々積み上げる活躍から目が離せません。さらなる記録更新とドジャースのワールドシリーズ制覇に向け、引き続き彼のパフォーマンスを追いかけていきましょう。