価値を入れ込んだと自負するNTTドコモの新料金プラン発表。その実態は?

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NTTドコモが6月5日に開始する新料金プラン「ドコモMAX」は、多くのユーザーに驚きを与えました。主要プランの月額料金が1000円以上値上げされる一方で、付加価値を強調するという挑戦的な内容となっています。この動きは通信業界の新たな競争の幕開けを意味するのでしょうか。

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現在の主要プラン「eximo」は3GB以上利用する場合に月額7315円ですが、新たな「ドコモMAX」では月額8448円になります。この値上げの背景には、豊富な付加価値サービスが存在します。スポーツファンに人気の「DAZN」が無料で視聴できるだけでなく、Amazonプライムも6カ月無料、さらに国際ローミング30GBの無料提供が含まれています。こうした特典を前面に押し出し、ドコモは単なる値上げではなく「価値を入れ込んだ」との自負を示しています。

NTTドコモの齋藤武副社長も「それ以上に、価値を入れ込んでいると自負している」と述べています。これまで、楽天モバイルの参入以降、通信料金の値下げ競争が続いていました。しかし、ドコモは新たな競争の軸を“付加価値”にシフトさせようとしています。単なる料金ではなく、サービス全体としての価値を提供することで差別化を図ろうとしているのです。



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新たなプラン「ドコモMAX」は、使ったデータ量に応じて段階的に料金が設定されています。1GBで5698円、3GBまでで6798円、3GBから無制限で8448円といった内容です。さらに、各種割引を適用すると、かなり手頃な価格に抑えることも可能です。加えて「ドコモポイ活MAX」や「ドコモmini」といった新しいサービスも登場し、ユーザーのニーズに合わせた選択肢が広がります。

この新料金プランは、NTTドコモが価格競争から脱却し、ユーザーに対して“付加価値”を提供しようとする戦略的な動きです。今後のユーザーの反応次第で、他の通信事業者も同様の方向にシフトする可能性があります。今回のドコモの動きが通信業界に与える影響は計り知れませんが、「価値を入れ込んだ」との自負がどのように市場で示されるのか、今後に注目です。

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