「ナ・リーグ・地区シリーズ、フィリーズ3―4ドジャース」(6日、フィラデルフィア)
ドジャースが地区シリーズ進出に王手――その立役者は、圧巻のピンチ脱出で2セーブ目を挙げた佐々木朗希投手でした。この記事では、「佐々木朗希が窮地救う2セーブ目 ドジャース、2連勝で地区シリーズ王手」という話題を中心に、試合の流れや注目ポイント、今後の展望まで詳しくご紹介します。

佐々木朗希、土壇場での剛腕リリーフ
地区シリーズ(5回戦制、3戦先勝)の第2戦。ドジャースは終盤までリードを守り切るものの、九回表に1点差まで詰め寄られる展開となりました。ツーアウト一・三塁というこの試合最大のピンチでマウンドを託されたのが佐々木朗希投手。プレッシャーがかかる中、相手主砲で打率トップのターナーを二ゴロに抑え、見事な火消しを披露。これで佐々木はポストシーズン2セーブ目を記録し、ドジャースの2連勝と地区シリーズ進出へ王手をかける原動力となりました。
大谷翔平も勝利に貢献!沈黙を破るタイムリー
「1番・指名打者」で出場した大谷翔平選手は、これまでの試合で苦しんでいたものの七回、今シリーズ初安打となる右前タイムリーで貴重な追加点を挙げ、5打数1安打1打点という記録を残しました。初回は見逃し三振、三回、六回も凡退が続いた大谷ですが、七回の貴重な一打で存在感を示しました。結果を出したのはさすがメジャー屈指のスター。これによりドジャース打線が一気に勢いづきました。
盤石の投手リレーと鉄壁の守備
先発のスネル投手は、6回を1安打無失点の快投。ポストシーズン2勝目となり、エースとしての役割を十二分に果たしました。その後はシーハン投手、トライネン投手が登板し、最終回のピンチをベシアー選手、佐々木投手のリレーで見事に切り抜けました。特に、佐々木朗希のクローザーとしての存在感は絶大。彼の鮮やかなピッチングは、ドジャースファンだけでなく、多くの野球ファンを魅了しています。
まとめ
この勝利でドジャースは、5戦3勝先取制のシリーズで2勝目を挙げ、リーグ優勝決定シリーズ進出に王手をかけました。次戦はシリーズ決着の可能性もある重要な一戦となります。
大谷翔平の活躍も光ったこの一戦ですが、やはり最大のヒーローは九回の大ピンチをしのいだ佐々木朗希。2セーブ目でドジャースに2連勝をもたらし、いよいよ次戦で地区シリーズ進出が現実味を帯びてきました。今後も日本人メジャーリーガーの活躍から目が離せません。
フリーマン(右)からウイニングボールを受け取る佐々木(写真引用・Imagn/ロイター/アフロ)