ヤクルトスワローズが11月8日、村上宗隆内野手(25)の大リーグ移籍に向けたポスティングシステムの申請を正式に発表しました。この発表により、「村神様」の争奪戦が本格始動。日本を代表する長距離砲がメジャーリーグでどのチームでプレーするのか、野球ファン注目の決断が間もなく下されようとしています。

ポスティングシステム申請の背景
村上選手は、22年に56本塁打で史上最年少の22歳での3冠王獲得という輝かしい実績を持つスター選手です。昨年12月の契約更改時に「日本でやる最後のシーズンになる」と明言していただけに、今回のポスティングシステムの申請は必然ともいえる決断でした。
2023年シーズンは右脇腹の痛みで出遅れたものの、わずか56試合の出場で22本塁打、打率.273、47打点をマーク。本拠地最終戦では「村上コール」に包まれ、ヤクルトファンに惜別のメッセージを送りました。
ポスティングシステムとは
ポスティングシステムの申請とは、日本のプロ野球球団がメジャーリーグ球団との移籍交渉を仲介する制度です。申請後45日間が交渉期間となり、この期間内にすべての球団と契約交渉が可能です。村上選手の場合、交渉期間は米東部時間12月22日午後5時までとなっています。
注目の移籍候補球団
大リーグ公式サイトが獲得候補として挙げた6球団は、ヤンキース、メッツ、マリナーズ、フィリーズ、ジャイアンツ、レッドソックス。これらはいずれも一塁または三塁のコーナーポジションに課題を抱えており、村上の補強ニーズが高い球団ばかりです。
特にマリナーズはイチロー、レッドソックスは吉田正尚と日本人選手との関係が深く、注目されています。
契約予想額は日本野手最高額級
米メディアの予想契約総額は軒並み1億ドル(約153億円)以上。トレード・ルーマーズは8年総額1億8000万ドル(約275億円)を予想しており、これまでの日本野手最高契約である吉田正尚選手の5年総額9000万ドルを大きく上回る可能性が高いとされています。
まとめ
村上宗隆のポスティングシステムの申請は、日本の野球界を代表する選手のメジャーリーグ挑戦を意味しています。クリスマス前の決着を目指す交渉の行方が注目され、日本野手の歴代最高契約誕生の可能性も秘めています。、契約金額はどこまで伸びるのか、そして「日本人最強スラッガー」の実力を世界最高峰舞台で証明できるのか、歴史の目撃者として見守り続けましょう。

村上宗隆選手の今後の動向に注目です!

