◆米大リーグ ワールドシリーズ第３戦 ドジャース６X―５ブルージェイズ＝延長１８回＝（２７日、米カリフォルニア州ロサンゼルス＝ドジャースタジアム）
2025年10月28日（日本時間）、MLBワールドシリーズ第3戦で「ドジャースが延長18回劇的サヨナラ勝ち」を収めました。注目の一戦となったブルージェイズ戦、本拠地で18回まで縺れ込む歴史的な死闘を、ドジャースはフレディ・フリーマンの劇的サヨナラホームランで制し、6時間39分にも及ぶ激闘の末に2勝1敗としました。
延長18回の死闘、試合を決めたフリーマンの一発
この試合を語るうえで外せないのは、フレディ・フリーマンのサヨナラ本塁打です。5-5で迎えた延長18回表、先頭打者として立ったフリーマンは、相手ブルージェイズの9番手、リトル投手の6球目シンカーをバックスクリーンにたたき込みました。この瞬間、球場は大歓声。6時間39分の長い戦いに終止符が打たれ、ドジャースが「延長18回劇的サヨナラ勝ち」を掴み取ったのです。
延長１８回、サヨナラ本塁打を放ったフリーマン（AP）（ＡＰ通信）
大谷翔平が9打席全出塁の新記録！歴史的活躍
この死闘でもう一人輝きを放ったのが「大谷翔平投手」。1番DHで出場した大谷は、何と2本塁打を含む9打席すべてで出塁するというポストシーズン新記録を達成。長丁場にも集中力を切らさず、チームの勝利に大きく貢献しました。試合後、大谷は「うれしい気持ちもあり、ほっとした気持ちもあります」と安堵の表情を浮かべました。
サヨナラ勝ちの舞台裏とチームの一体感
試合後、フリーマンのサヨナラ弾でベンチは一気にお祭りムード。大谷もベンチを飛び出してフリーマンを祝福し、チームの結束力と雰囲気の良さを見せつけました。それぞれが自分の役割を全力で果たし、最後まで諦めない姿勢が勝利につながりました。
明日へ向けて大谷も意気込み
第4戦では大谷翔平が先発登板を予定しており、「もう早く帰って寝て、明日に備えたいです」と語るように、次の試合への意欲も十分です。チームの勢いそのままにシリーズを制することができるのか注目が集まります。
まとめ：ドジャースの底力と大谷翔平の躍動
「ドジャースが延長18回劇的サヨナラ勝ち」という歴史的なゲームは、野球ファンの記憶に残る名勝負となりました。フリーマンのサヨナラ弾、大谷翔平の新記録といった偉業が重なり、ドジャースはチーム一丸で2勝1敗とリード。シリーズの行方と大谷のさらなる活躍から目が離せません。
