ダルビッシュ有、日本人最多の日米通算204勝達成!円熟の投球でメッツを沈黙させる

MLB

パドレス―メッツ(30日、米カリフォルニア州サンディエゴ=ペトコパーク)

ダルビッシュ有投手(38)が、日本時間31日、本拠地ペトコ・パークでのメッツ戦で輝かしい金字塔を打ち立てました。7回2安打無失点、7奪三振の圧巻のピッチングで今季初勝利を飾り、日本人最多となる日米通算204勝を達成。ベテランの域に達しながらも進化を続けるダルビッシュ投手の、円熟味あふれる投球術に改めて注目が集まっています。

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この日のダルビッシュ投手は、立ち上がりから落ち着いたマウンド捌きを見せました。初回を無失点に抑えると、2回には70マイル台前半のカーブを効果的に使い、アルバレス選手、マウリシオ選手から連続三振を奪取。緩急自在の投球でメッツ打線を翻弄していきます。

味方の援護にも恵まれ、2回裏にはマチャド選手の2点適時打で先制。続く3回表には、1死からテーラー選手に抜けるかと思われた打球を二塁手クロネンワース選手がスーパーダイビングキャッチ。この好守備にダルビッシュ投手も驚きと感謝の表情を浮かべ、チーム一丸となって勝利を目指す姿勢が垣間見えました。

3回裏にはシーツ選手の15号2ランでリードを広げ、ますます勢いに乗るダルビッシュ投手。4回にはメッツの上位打線を三者凡退に斬り捨て、5回にも2死からヒットを許すも後続を打ち取り、危なげなく5回を終了。今季初勝利、そして日米通算204勝目の権利を手にしました。

6回、7回も安定したピッチングを続け、最終的に7回2安打無失点、7奪三振という素晴らしい成績でマウンドを降りました。ハイクオリティスタート(7回以上、自責点2以下)を達成し、チームの勝利に大きく貢献しました。



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この204勝という数字は、日本ハム時代に通算93勝、メジャーリーグで通算111勝を積み重ねた結果。黒田博樹氏が持つ日米通算203勝という記録を塗り替え、日本人投手として新たな歴史を刻みました。昨季9月27日に203勝目を挙げてから307日、待ちに待った瞬間が訪れたのです。

今シーズンは右肘の炎症で開幕から故障者リスト入りしていたダルビッシュ投手。日本時間8日のダイヤモンドバックス戦でメジャー復帰を果たしましたが、その後は思うような投球ができていませんでした。前回登板では3回1/3で8失点と苦しい結果に終わり、直球の球速が上がらないことも不安視されていました。

しかし、この日のダルビッシュ投手は、球速ではなく、変化球を巧みに操る老獪なピッチングでメッツ打線を封じ込めました。ベテランの域に達してもなお進化を続けるダルビッシュ投手の姿は、多くの野球ファンに感動と勇気を与えてくれるでしょう。

今後のダルビッシュ投手の活躍に、ますます期待が高まります。年齢を重ねてもなお進化を続ける彼の投球は、野球の奥深さ、そしてアスリートとしての不屈の精神を私たちに教えてくれます。この偉大な記録を祝福するとともに、今後のさらなる飛躍を心から応援したいと思います。

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