<WBC:日本8-6韓国>◇1次ラウンドC組◇7日◇東京ドーム
ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の大舞台で、侍ジャパンがまたしても歴史を塗り替えた。韓国との激闘を制し、2連勝を飾りました。多くの日本の野球ファンの心を熱くさせた。注目の日韓戦は一時3点のビハインドも、3回に大谷翔平、鈴木誠也、吉田正尚が1イニング3本塁打を記録し、WBC史上2度目となる歴史的な乱打戦で逆転勝ちを収めています。これで日韓戦は引き分けを挟んで11連勝となり、まさに侍ジャパンの強さが際立つ試合となった。

乱打戦の転機となった1回の鈴木誠也
試合は3点を追う劣勢からのスタート。1回1死二塁で鈴木誠也外野手が右中間に2ランを放ち、1点差へ縮めました。鈴木は「負けている展開だったので何とかという思いで打席に入った。最高の結果になって良かった」とコメント。この先制の反撃が、その後の流れを大きく変える決定的な一手となったのです。

3回の1イニング3本塁打で同点から勝ち越しへ
3回、侍ジャパンの本領発揮となる攻撃が炸裂します。1死から大谷翔平投手が右中間にソロ本塁打で同点に追いつくと、2死から鈴木が左中間へ2打席連発となるソロ、続く吉田正尚も右翼席に運びました。
この1イニング3本塁打は、WBC大会史上では2009年ベネズエラ以来2度目の快挙。日本の主要国際大会での記録としても、2015年プレミア12・メキシコ戦以来となる歴史的瞬間です。
大谷は「一番大きかったのは最初の誠也の2ラン。流れを引き寄せることができ、自分の打席に集中できる環境が整った」と、チームの流れを掴んだ重要性を強調しました。

吉田正尚、鈴木誠也、大谷翔平

投手陣の要所での踏ん張りが勝利をもたらす
先発の菊池雄星投手は3回63球で6安打3失点と、限定的な役割を果たしました。その後、伊藤大海投手、種市篤暉投手と継続。種市投手は7回を3者連続三振で封じ、チームに流れをもたらしています。9回は大勢がセーブを上げ、WBC初セーブを記録しました。


4回に同点に追いつかれながらも、7回2死満塁で鈴木が押し出し四球を選び、吉田が2点適時打で韓国を突き放すなど、要所での得点が勝利を確実にしています。
準々決勝への道を着実に前進
今大会、日本は8日のオーストラリア戦に勝てばC組1位が確定し、準々決勝進出が決まる。たとえその後チェコ戦で敗北しても、直接対決で韓国・オーストラリアに勝っているため、1位通過が確実であるという状況も心強い。

この日の試合は、主要国際大会で日本が1イニングに3本塁打を記録したのは2015年プレミア12のメキシコ戦以来2度目、そしてWBC史上でも2度目の快挙。日韓戦11連勝。この勝利で、侍ジャパンは8日のオーストラリア戦に勝つことでC組1位が確定します。乱打戦を制した侍ジャパンの勢いは、今後の試合でも大きなアドバンテージとなるでしょう。

