2025年5月18日、東京競馬場の芝1600メートルで開催されたG1レース「ヴィクトリアマイル」は、1番人気のアスコリピチェーノが見事な勝利を収めました。しかし、このレースの真のドラマは、7番人気のシランケドが3着に滑り込んで3連単2万6000円という高配当を演出したことでした。今回は、このレースの詳細とシランケドの快挙について深掘りしていきます。

まず、注目すべきはアスコリピチェーノの走りです。父ダイワメジャー、母アスコルティという良血馬らしく、その力をいかんなく発揮しました。しかし、レース序盤からの流れは決して彼女にとって楽なものではありませんでした。スタートで出遅れ、直線に入る時点でのポジションは15番手という厳しい状況。しかし、ルメール騎手の巧みな手綱さばきによって、見事な追い込みを見せ、1分32秒1のタイムで勝利を掴みました。
一方で、2着には4番人気のクイーンズウォークが入りました。川田騎手のコメントからもわかるように、馬のコンディションは非常に良かった様子。4コーナーを12番手で回ってからの追い込みは、観客を大いに沸かせました。これにより、アスコリピチェーノとの接戦が見られ、クビ差の僅差にまで迫りました。
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そして、今回のレースの陰の立役者とも言えるのが、3着に食い込んだシランケドです。デムーロ騎手のコメントからも分かるように、道中はスムーズな走りではありませんでした。それでも、後半での奮闘によって順位を上げ、最終的には3着という結果に。このことが、結果的に高配当をもたらしました。競馬は常に予測不可能であることを改めて感じさせる一戦でした。
シランケドの健闘によって、このレースは多くのファンにとって思い出深いものとなりました。通常であれば、1番人気と4番人気が上位を占める中で、7番人気の馬が3着に入る展開は、競馬の醍醐味の一つとも言えるでしょう。期待されていなかった馬が結果を残すことで、新たな競馬の魅力が生まれます。
ヴィクトリアマイル2025は、アスコリピチェーノの圧倒的な力を示すとともに、シランケドの意外な奮闘による高配当で、一層の興奮を競馬ファンに提供しました。
シランケドの今後に期待しましょう!(写真競馬ラボより引用)