2025年10月13日、京都競馬場で開催される第68回スワンステークス(GII・芝1400m)の枠順がついに11日に確定しました。競馬ファン注目、スワンステークスの有力馬のウインマーベルは3枠5番、アドマイヤズームは7枠14番のニュースを受け、本記事では今年のスワンSの特徴と狙い目について解説します。

今年のスワンステークス、枠順発表の注目ポイント
最大注目はやはり、ウインマーベルが3枠5番、アドマイヤズームが7枠14番に入ったこと。ウインマーベル(牡6)は美浦・深山雅史厩舎所属で、安田記念5着以来のレース。今年も重賞5勝目を目指す有力馬です。対するアドマイヤズーム(牡3)は昨年の朝日杯FS覇者、栗東・友道康夫厩舎所属の新鋭。好枠のウインマーベルか、少し外枠のアドマイヤズームか、それぞれの戦いに注目です。
スワンS・過去の波乱傾向!人気薄の激走にも警戒
今年から3週前倒しでの開催となるスワンステークス。過去10年で1番人気馬の複勝率は5割程度と安定感はあるものの、直近3年は1番人気がすべて4着以下。2022年からは3連複7万円超、昨年は約20万円超と 大荒れの波乱傾向です。人気薄の穴馬の激走も期待できるレースで、今年も混戦模様。3歳勢と古馬が入り乱れ、予想難解な一戦となります。
まとめ:スワンステークス2025の予想ポイント
■注目の有力馬たちの枠順 ・ウインマーベル(3枠5番) ・アドマイヤズーム(7枠14番)
■レース概要 ・日時:10月13日(金)15:45発走 ・場所:京都競馬場 ・条件:3歳上、GⅡ、芝1400m。今年のスワンステークスは例年より3週早い開催となりますが、依然としてマイルチャンピオンシップの重要な前哨戦という位置づけは変わりません。
■過去10年の傾向分析 近年の傾向として特に注目すべきは、以下の点です: ・1番人気の成績:2勝2着2回3着1回(複勝率50%) ・直近3年は1番人気が全て4着以下 ・3連複払戻金 2022年:71,930円 2021年:82,160円 2020年:195,370円
この数字が示すように、近年は波乱の展開が続いています。
■注目馬分析
ウインマーベル ・安田記念5着以来の実戦 ・重賞5勝の実績 ・内めの3枠5番は好位置
アドマイヤズーム ・朝日杯FS勝ち馬 ・外めの7枠14番から展開の自由度あり ・3歳世代の実力者


左からウインマーベル、アドマイヤズーム、(写真はともに競馬ラボより引用)
■予想のポイント ・3歳馬と古馬の実力差 ・開幕週の馬場状態 ・枠順による展開予想
ウインマーベルは3枠5番、アドマイヤズームは7枠14番のキーワード通り、実績馬と新鋭が中心ですが、波乱傾向のスワンSは伏兵馬にも要注意。京都芝1400mで繰り広げられる世代交代と穴馬の台頭と、絶対に見逃せない一戦となるでしょう。
枠順は以下の通り。

おまけ
個人的には、前走の新潟日報賞(3勝クラス)を圧勝した4枠8番のワールズエンドが気になります。
参考程度にどうぞ!

(ワールズエンドと川田騎手。2024年2月4日に京都競馬場で新馬戦勝利した当時のものを使用)

