アメリカジョッキークラブカップ(G2・中山芝2200m)。このレースを攻略するうえで最重要になるのが「中山芝2200mのコース傾向」を正しく掴むことです。中山といえば小回りのイメージが強いものの、2200mは外回りを使用する特殊な条件。内回りよりも3コーナーが緩やかでスピードを乗せやすく、「一瞬の切れ」より“長く良い脚を使えるか”が問われやすい舞台になります。

中山芝2200mは上がり最速馬が圧倒的に有利
アメリカジョッキークラブカップ(G2)を攻略する鍵は、コース傾向の把握にあります。中山競馬場は「小回り」のイメージが強いですが、2200mは外回りコースを使用。ゆったりとコーナーを回れるため、長く良い脚を使える馬が断然有利な舞台となっています。
数字が証明する2200mの特異性
中山芝コースにおける上がり3ハロン最速馬の成績を距離別に比較すると、驚くべき結果が見えてきます。
| 距離 | 勝率 | 複勝率 |
|---|---|---|
| 1200m | 16.4% | 38.8% |
| 1600m | 29.0% | 56.9% |
| 2000m | 32.2% | 63.7% |
| 2200m | 41.7% | 74.1% |
| 2500m | 40.9% | 74.2% |
2200mは全距離中勝率トップ、複勝率も2500mとわずか0.1%差の2位。出走数を考慮すれば、中山で最も上がり最速馬が好走しやすい距離といえます。
アメリカJCC過去10年の衝撃データ
実際のレース結果でも、上がり最速馬は驚異的な成績を残しています。
上がり最速馬の成績:4勝-4着-2着-3着外
- 勝率30.8%
- 複勝率76.9%
7割を超える馬が馬券に絡んでおり、この傾向を無視することはできません。
好走馬に共通する「勝負どころで動ける」特性
過去の好走馬を分析すると、単純な追い込み馬ではなく、自ら勝負どころで動けるタイプが活躍しています。
2017年の勝ち馬タンタアレグリア(7番人気)は、2コーナー9番手から4コーナーでは3番手まで押し上げる積極策で勝利。2022年のキングオブコージも中団後方から徐々にポジションを上げ、持続力を発揮して差し切りました。
つまり、「待って追い込む」のではなく「動いて差す」競馬ができる馬がこのレースの適性馬といえます。
今年の注目馬
コース傾向から浮かび上がる好走馬の法則に当てはまる馬として、7枠14番、ドゥラドーレスが挙げられます。
キャリア12戦中9戦で上がり最速をマーク。さらに、七夕賞とオールカマーではコーナーでマクる戦法で2着に好走しており、「自ら動いて上がりもまとめられる」理想的なタイプです。

ドゥラドーレス 写真 競馬ラボhttps://www.keibalab.jp/db/horse/2019105556/
まとめ
アメリカJCCの予想では、以下のポイントを重視しましょう。
- 上がり最速をマークできる末脚の持ち主
- 勝負どころで自ら動ける機動力
- 中穴の激走にも注意(5番人気以下でも頻繁に好走)
コース傾向を味方につけて、冬の中山を締めくくる一戦を的中させてください。

